「ダムドの音楽は強盗が逃げる時のBGMにピッタリだ」と関係者が評していて、彼らのスリリングで粗暴な楽曲と危険な香りがする佇まいにぴったりの表現だと思った。
すぐに浮かんだのがエドガー・ライト監督の「ベイビー・ドライバー」。卓越したドライビングテクニックで銀行強盗を逃すシーンで流れる「Neat Neat Neat」には劇場で大興奮した。
また、メルヴィンズの人は「(Neat Neat Neatは)朝のコーヒーのようなものだ。活力の源さ」と語っている。
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の「パーティで女の子に話しかけるには」ではパンクスが目覚めの一発と言わんばかりに「New Rose」のレコードを爆音で鳴らす。
両監督とも王道からは少し外れてるけど、エネルギーにあふれ尖った作品を撮り続ける姿勢がダムドの音楽性にも共通しているではないか。
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実はガンズバージョンのNew Rose意外と好き