ピロシキNo10

エタニティ 永遠の花たちへのピロシキNo10のレビュー・感想・評価

3.0
まるで同じ個体のように各人物を映すフラットなカメラ。美しさもフラット。

繰り返す誕生、成熟、繁殖。そして死。

最後は、まさかのご先祖様万歳で終了。 

現代との繋がりが、一言ですむところが安い。信じられないラスト。

この監督、オチで安物感が出てしまうのはなぜ?



天然の上流意識か何かが関係するのか、上流でも避ける事の出来ない、死についての捉え方は、諦観そのもの。

美しさ、豊かさも、死も、天から与えられたモノ、的認識なのカモ。

感動の在処がよくわからず、難儀した。