全盛期のマイケル・ジャクソンがジョージ・ルーカスとフランシス・フォード・コッポラと組んで作り上げたディズニーリゾートのアトラクション用ショートムービー。
ダンスと歌の力で悪の呪縛を解き放つというストーリーはいかにも80年代の子ども向けファンタジーですし、冒頭の宇宙船内での不思議な生き物たちとのやり取りは嫌でも「スター・ウォーズ」を想起させ、独創性はあまり感じません。
コッポラの作家性はある種当然のごとく見受けられず、雇われ仕事感は否めませんし、アトラクションとして体験するのに比べたら楽しさは半減しているとは思います。
それでも後半のマイケルのパフォーマンスは相変わらず素晴らしく、動きづらそうな衣装をものともしないキレは一見の価値ありです。
