この映画、有名な俳優陣が一切出ておらず、主人公ですらパッとしない。
全体的に低評価にも関わらず、個人的には普通に面白く感じた。何よりもブラックユーモア溢れる癖の強い作品。
イギリス人の一般人チャールズと議員の娘フィオナ。結婚式の前日豪華絢爛なパーティにて招かれざる客、チャールズの弟レナードが現れる。レナードの出現によりフィオナの家庭まで崩壊の一途を辿る。
最終的にグダグダに纏まった感は否めない。しかし、フィオナの方までとち狂った父親の影を匂わす終わり方に一抹の不安が残る結末となってしまった。崩壊の後の再生。安っぽい親子愛と兄弟愛だったものの、それなりに楽しめた。
