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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのAのレビュー・感想・評価

4.7
空いた口が塞がらない時間が長かった
ここまで不穏な空気を貫いた映画は初めて
科学的かつ宗教的とも言い難いから"何故"をこの映画に問いかけるのはナンセンスですね

物事の始まりから終わりまで恐ろしいくらいごく自然に、劇的に変わったはずの何かが最後まではっきり見えない
いや、最初から何も変わっていないのかもしれない
操りでも呪いでも超能力でもないものが人を殺すけどこの映画なら納得がいく
まるで最初から制裁を受けることを知っていたかの如く(私的には)衝撃すぎるラストの父親の行動があまりにも恐ろしくて震えた
バリーコーガンという新星が生まれましたね
そして私はエリーゴールディングを永遠に聴き続けています
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