ナラタージュの杏のレビュー・感想・評価

原作がすきで、主演の松本潤さんもすきで、観に行った映画。
それぞれがずるくて酷くて傷つけあって、恋なんてどうかしているなって思う、だけど出会ってしまって心が動くことを知ってしまったら戻れないのかも。
どんなシーンでも通奏低音のように切なさが鳴っていたきがする、照明とか音声の具合なのか会話やモノローグの間なのか、役者の皆様の視線なのか、ずっと悲しくてひりひりした。
主題歌の「わけなどひとつもなく恋をした」がささる。