Garu

22年目の告白 私が殺人犯ですのGaruのレビュー・感想・評価

3.8
「藤原竜也ですよ感」

韓国映画の方は観ていないが、藤原竜也さんも刑事役の伊藤英明のさんもバッチリハマっていた。

ミステリー要素もとても良く、予告編もポンコツ予告編ではなかった。むしろ何回も観させられていた予告が効いてるくらいだから良い予告だった。

ちょっとやり過ぎ感がある演出と、疑問が残る行動などいくつかあるけど、なんだか勢いと「藤原竜也ですよ感」にもっていかれてまあいいかと感る「藤原竜也ですよ感」が必要な映画だ。

一番大きなトリック(?)には賛否がありそうで、個人的には作品によってはひどい事になるなぁと思った。

ただそのトリックあってこそのテレビに出演して討論するシーンが印象的で、トリックの無理感も忘れ、最後すべてわかってからもう一度観たいと思わせる。

無理がある部分で物凄く冷めなければ、ミステリーとして十分楽しめると思う。「藤原竜也ですよ感」は制作側が使い方を間違えなければ素晴らしい。いろいろ言われたりもするがやっぱり日本映画界のスターなんだ。
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