このレビューはネタバレを含みます
邦画サスペンスにしてはよくできていて面白かった。(何様w)
設定もしっかりしててカメラワークもよく
序盤からばっちり掴まれた。
途中からなんとなく展開読めるものの
それでも飽きなかった。
ただ、事件から22年経ったにしては
登場人物みんなの年齢に?がついちゃって
最後までひっかかってしまった。
殺人鬼をアイドル化しちゃうのはモラルに反するけど
今の日本ならやりかねないなぁとも思ったり。
それにしても
加害者が被害者遺族にインタビューとか調査して回ってたてことが
よくよく考えたら凄く恐ろしくなった。
個人的な話。
我が父は結構激しい男で
残虐な事件がある度(実際の)
「お前たちが殺されたら、俺は殺したやつば殺しに行く!」
て言うわけですよ。
もう何回聞いたかわからんくらい。
昔は
はいはいそんくらいの気持ちってことね、そんなに愛してくれてありがとね
って思ってたけど
子どもを持ってやっと父の感情も理解できるようになった。