同性愛が犯罪とみなされてしまうインドで、ある事件により大学を不当解雇されてしまった教授と、事件の真相を追う正義感ある記者の葛藤を描いた実話を元にしたストーリー。
裁判シーンや暴力シーン等、胸が痛くなる描写は劇中でたくさんあったが、なんといってもあのラストが一番ずっしりときてしまった。真実も謎のまま闇に葬られているので、映画でもモヤモヤしたまま終わってしまったが、エンドロールに入る前の文章で驚愕の事実を知ってしまい、さらに落ち込んでしまった。
他人への恨み嫉みや、金銭などの欲に釣られる人間の愚かさが非常に恐ろしく、一番醜く怖いのは人間だと思い知らされる。
