富士山

劇場版 暗殺教室 365日の時間の富士山のレビュー・感想・評価

2.0
再掲。すごい嫌いなタイプの作品なのですが、とても気になって映画版だけ見ました。やっぱり嫌いでした。すべてを戦いで決めようという、ジャンプ的なセカイ系作品です。これはどこまでが言葉通りで、どこからがある種の象徴や皮肉なのかわかりませんが、極限状態を設定することで、メッセージやテーマがより直接的に伝わるようになることは間違いなく、それには成功しています。しかも、学校と教師という既成のイメージに依存しているのがまた、象徴性を強めているように思います。しかし、単純化したことによって失われたものもあって、そこを大事にしたいものとしてはついて行けない作品でした。
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