こんなに何度も何度も涙が溢れ出す映画ははじめて
(本人曰く映画というより息子に残すドキュメンタリーだが)
父親がALSをよく知らないというのには驚いたが、きっと知ってる人はほか病名すら聞いたこともない人はたくさんいるだろう
ALSは自分で出来なくなることが日に日に増えるのが目に見え、アスリートだったSteveにとっては『ヒーローだった昔の自分と今の自分が違いすぎる、両極端だ』という言葉から彼にこれほど辛いことはなかったと思った
『Steveは怒りを正しい方へぶつけた』という父親のセリフ
『期待に応えなくてもいい、引き時が大事だ、結果が良くなくてもやめていいんだ』というSteveのRiversへのメッセージが突き刺さった
川は全ての起源、君は川で僕は火だ
Riversという名前の由来も素敵だった
Riversがはじめて『I love you Dad』って言った時のSteveとMichelの幸せを噛み締めている瞬間の顔が忘れられなかった
さてRiversが大きくなった時、父が残したビデオレターをどの受け取るのか…
考えただけで胸が張り裂けそうだ
The Theory of Everything(博士と彼女のセオリー)を観たことある人はぜひ観てほしい