えッティ

ギフト 僕がきみに残せるもののえッティのレビュー・感想・評価

4.2
子供が ケーキを手で汚く食べる。
その後ろで、スティーヴが大人に食べさせてもらっている。

なんて酷な画なんだ。。。

辛すぎる。
苦しすぎる。
悲しすぎる。


これからは 時間を無駄にしない。
必死に生きよう。
そう思った。

だが、
多分 3日後ぐらいには、この映画を観る前の自分に戻っているだろう。
朝に起きず、昼に起き、ベットでスマホをいじり、お腹が空いたら 朝昼兼用のご飯を食べる。

結局 何も変わらない。
結局 何も変えられない。
いや違う。
結局 何かを変えることをしない。


でも僕は、それが悪いことだとは思わない。

3日後、またこの映画を観れば良い。
6日後 またこの映画を観れば良い。
9日後、12日後、15日後、、、
またこの映画を観れば良い。

映画ってそういうものだと思う。
一生残るものなんてない。
そんな完璧な脳を僕は持ってない。

何かを感じるために映画があり、
それを忘れないようにするために映画がある。

なんか分からないけど、
不意にそう思った。
えッティ

えッティ