ほおづき

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のほおづきのレビュー・感想・評価

3.5
一度食べた味を忘れないという才能を使って、思い出の料理を再現して稼いでいた偏屈な料理人が、今は失われてしまった戦前のレシピ、天皇のために考案されたフルコースを再現してほしいと依頼される物語。


・孤児院出身の身寄りのない主人公
・特異な才能を持つ世代の離れた二人
・主人公がなんでおれにこの依頼が来るの?って思ってる
って時点で大体の予想はつくんだけど・・・

料理モノなんて多分ストーリーなんてあって無いようなものだから、10分おきくらいには食べ物の映像が出てくるだけで観客の心をつかんでる気はする。

ただ、序盤は中国のほうの料理はおいしそうだったのに、高級食材で殴られてるかのような新レシピ料理がおいしくなさそうだった・・・と思ってたけど、今思えばそういう演出だったのかもしれない。。。

ラストは、イケメン二人が無言で見つめあって壮大な曲が流れれば感動もさせられちゃうね。。。