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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

3.5
レシピを巡る冒険。

ストーリーとしては予想通りの展開で過剰な演出もなく上品な料理のような映画。

絶対音感的舌を持つ充は最後の料理人と言われ金持ちたちは何百万という金を払い思い出の料理に涙する。

全然満州国にも麒麟の舌を持つ料理人がいた。
彼が作ったレシピを訪ねて充が多くの人に会って見つけたものは…。

映画はまるで実際にあったことのようラストまで事実っぽく作られている。

軍人の竹野内豊と料理人の西島秀俊のキャスティングは逆でも面白かったんじゃないかなとも思ったがラスト近くは山縣直太郎の面影が見えたりした。

助演の綾野剛は色んなタイプの役作りが出来るいい役者だと感じた。なんか、スキャンダルでキャリアを潰しにかかってるヤツもいるけどそんなくだらないことに屈せずいい役者になってもらいたい。

ジャニーズのニノもアイドルというよりちゃんと役者として演技していた。

エンディングにいきなり変な歌が流れたりせず優しくピアノというのも好感が持てる。

しかし、色々出てきた料理はそれほど食欲をそそるものではなかったやはり一流の料理を食べるような舌を持ってないんだなわしは。
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