ナナ

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のナナのレビュー・感想・評価

4.2
監督は「おくりびと」の滝田監督。
観て思ったのは監督はきっとお優しい人なんだろうなってこと。

過去と現在を行ったり来たりする複雑な構成なのに、とてもわかりやすく、観ている人を置いてけぼりにしない。
音楽も映像も美しい。

観終わったあと、とても温かい気持ちになる映画で、久しぶりにこんなに泣きました。

そして、キャスティングした方に拍手したい気持ちでいっぱいです。👏

満州時代の西島さんと宮崎あおいさん、西畑くん、兼松さん&現代の二宮くんと綾野剛くん、これ以上ない組み合わせだと思いました。

充の目線でレシピの謎を一緒に辿っていっていくうちに夢中になって。。最後には過去と現在が繋がって。。
全てのピースが繋がった時、とても感動して涙しました。

前半〜中盤は押さえた演技で、満州時代に光を当てて、それでも主役の存在感はきちんと保つ二宮くん。繊細な演技、凄い。。。

そして満州時代&現代のクライマックス、怒涛の展開‼︎本当に最高でした‼︎
私がこの映画を後々思い返す時、頭に浮かぶのはやはりこの最後のシーンだと思いました。

この映画は何も予備知識なしで観た方がより楽しめてオススメかもしれません。

時代に翻弄された1人の料理人とその周りの人達の生き様や、人と人との繋がり、友情、愛、未来へつなぐ大切さ、誇りと責任、平和への願い、色んな思いで満たされる映画でした。

エンドロールも素敵なのでぜひ最後まで観てほしいです。