愛犬が2年前に旅立ってから、新しい子を飼いたい気持ちはあれど、どこかあの子のことを思って気が引ける自分がいました。
あの子が天国でヤキモチ妬くかな〜とか、寂しがるかなぁとか色々考えてしまって。笑
でもそんなときにネットで、「わんちゃんのことを考えるなら是非新しい子を飼ってください」という言葉を見つけました。
どうやら彼らには自分がいなくなることで私達が悲しむ姿を想像するのが一番辛いことらしいのです。
だから本当は旅立つ前に新しい子を迎えてあげるのがいいのだと、安心して旅立てるのだと…
たとえそれが人の想像による勝手な解釈だとしても、長年一緒にいたあの子の最期の様子を思い出すとそんな気がしてきてしまうのです。
それからはもう、この、人に比べればとても小さい、だけど溢れんばかりの愛に満ちた生き物に尊敬の念を抱かずにはいられません。
この作品のベイリーもまた、少年イーサンに忠誠を誓い、その道のりで人に寄り添い癒しを与えながら、しかし与えられた悲劇に心を濁すことなく犬としての人生を謳歌する誇り高い犬です。
もうね、そんなにお涙頂戴のつくりでもないのに劇場で大号泣でした。
犬が好きな方には是非観てほしい、きっともっと好きになるから。
そして犬好きでない方にも是非観てほしい、きっと犬の良さがわかります!
まだまだ犬にとっては悲しい現実ばかりの世の中ですが、どうか一匹でも多くの犬が愛され、幸せになりますように…この作品を観て切に思いました。
ちなみに現在、我が家ではもうすぐ生後半年になるわんこが駆け回っております(*^^*)
あの子もこの子も、遠い遠い未来でもいいから、ベイリーのように会いにきてくれたらいいな。