ただ側にいてくれるだけで
どれほど救われいたかわからないのに、
こんなにもいつでも純粋無垢に
楽しんで愛情を全力で注いでくれていたなんて、
愛おしさから溢れ出る涙で体が壊れてしまいそう。
犬に限ったことではないと思うけれど
言葉が通じないからこそ最期にきっと誰もが思う、
いま何を考えてるの？幸せだった？
という問いかけへの共感と
あぁ、そんな風に世界を見ていたのね、
決して明るいだけじゃない色々な経験をしても、
いつでも誰に対しても全力で愛してくれていたのね、
という希望に近い視点が温かくて
これが本当だといいな、とつい願ってしまう。
本当のところはわからなくても、
大好きだよ、愛してるよ、と
心の中でぎゅっと抱きしめながら
またどこかで会えるのを楽しみに、
前向きに、温かい世界を大切に過ごしたくなる、宝物みたいな作品。
