Jumblesoul

荒野を歩けのJumblesoulのレビュー・感想・評価

荒野を歩け(1961年製作の映画)
3.5
行方不明だった元カノを探し当てたら風俗嬢だったというメロドラマ。
B級俳優のローレンス・ハーヴェイが主演男優でパッとしないが、共演女優陣がなかなか豪華という隠れた逸品といったところ。
元カノ役のキャプシーヌのフランス人らしく品のある美しさが魅せる。『イヴの総て』『十戒』で芯の強い女性を演じたアン・バクスターもいい。そして、これが映画二作目のまだ少女の頃のジェーン・フォンダが、ズベ公を上手く演じている。
モノクロ映像が良い雰囲気だけど、結末がありきたりのバッドエンドなのが惜しい。
こうした発掘掘り出し物は、やはり有料BSやCSでないと観る事ができない。ザ・シネマに感謝。
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