英太郎

サバイバルファミリーの英太郎のレビュー・感想・評価

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)
3.8
ある日、突然ライフラインが全て遮断されてしまったらという想定の元でアウトドア知識が全くない家族に焦点を当てて映画が展開されていき考えさせられる映画でした。

今の時代は水道ガス電気があるのが当たり前という基盤の元に資本主義社会が成立しており一度それが崩壊してしまうとお金など意味をなさないものになってしまう気がします。

映画の中でも食料に対してお金では買えず高級時計など突き返されて断られるってシーンが出てきますが実際にこんな状況が起きれば物々交換とかになるでしょう。

井戸水などがあり自給自足をしている田舎暮らしって本当にこういう時は強いでしょうね!

防災時を含めて水の確保の仕方や火の起こし方などアウトドア知識はサバイバルにも非常に活きるので映画の中で言えば藤原紀香と時任三郎が演じる夫婦のようにアウトドア知識に精通してる人が増えるとパニックも減る気がしました。

ゲーム1つとっても原始的なトランプやボードゲームなどは自分もキャンプをする時によくやりますが災害時の時間潰しにも最高のはずです♪

スマホや電子的な要素があるものは一切使い物にならないない訳でこういう普遍的なものは不動な気がします。

この家族の取った行動が必ずしも正しかったとは思えませんが最後は困難を乗り越えて家族の絆が深まった感じで心暖まる映画ではあります♪
英太郎

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