最近コメディ映画は観ていないと思い、気軽な気持ちで鑑賞。
人間が私生活を送る上で、主エネルギーとなる電気が消失してしまうという作品だが、それをコメディ調にして描かれているため、テンポ良く鑑賞出来た。また、テーマとして『家族愛』についても深く描かれているため、親子の成長も醍醐味の１つであった。ただ、最大のテーマは『電気が無くなれば、人はどうなるのか。』ということであり、とてもメッセージ性の強い作品となっている。
電気が無ければ当たり前に行なっていた生活がままならなくなり、災害やパニック時にはあり得ないであろうデマがあっという間に拡がってしまうということ。それ程までに余裕が無くなり、強盗や傷害が発生していく。実際にこの作品では、そういう点にも着目しており、深く考えられるシーンも多数あった。むしろ、現在の弛みきっている社会に警鐘を鳴らす作品ではないかと思わせられた。╭⁽˙͡˙̮ ⁾╮
