なでしこ

サバイバルファミリーのなでしこのレビュー・感想・評価

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)
3.6
〜電気消滅!生き残れ、家族‼︎〜

電気が全く使えない生活…
地震や災害が来たらきっとこうなるんだろな、と頭ではわかっていながら「でもきっとなんとかなるかなぁ」なんて思って、大した備えもしていない私。

これ観て、長期化したらしんどいということ、水と食料は必須、できれば発火装置的なものも、いや、自転車や防水バッグ、除菌シート、防寒着もいるし…これでも1カ月持つかしら⁈、荷物多くて他所に行けないよ〜きゃーどうしよう⁉️😱とちょっと焦りました。サバイバル生活術を勉強せねば…

それにしても、主役ファミリーのお父さん(小日向文世)、ほんと、計画性の無いオヤジで、子供達もそんなお父さんに呆れてまとまりない一家でしたが、いろんなものを失くして人の情けに触れ、一つになっていく…なんだか素敵なお話でした。
お母さん(深津絵里)が良い潤滑油になってました。

🍽美味シーン🍽
★ 水 ★
何と言っても、必須アイテムは水。水を求めるシーンが多くて、こちらまで喉が乾きました。
近所に湧き水の場所がないか押さえておかねば…

★農家のごはん★
水も食料も無くなって這々の体で、あることがきっかけで一時的に身を寄せたとある農家。
大地康雄扮する農家のおじいちゃんが、家の手伝いをする事を条件に、ご飯を提供してくれます。
食卓には、キュウリや白菜の漬け物、大きな梅干し、飼鶏が生んだ卵の目玉焼き、そして冷蔵庫が使えない時の保存食の豚肉の燻製。
しばらく食事にありつけてなかった一家。
すごい勢いで貪るように食べます。
娘の結衣は泣きながら燻製にかじりつき、息子は梅干しを丸ごと口に放り、酸っぱい顔を一瞬見せるもご飯を口に掻きこむ。
空腹は最高の調味料といいますが、さぞかし美味しいだろうな、とこちらもお腹が空きました。
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