どらみ

島々清しゃのどらみのレビュー・感想・評価

島々清しゃ(2016年製作の映画)
4.2
伊藤蒼と安藤サクラin沖縄という事で鑑賞、拾い物でした
監督新藤風は新藤兼人監督の孫だとか

耳が良すぎて少しの音のズレも気持ち悪くて許せない女の子
(小学生の伊藤蒼)
が島を訪れたヴァイオリニスト(安藤サクラ)に出逢い
吹奏楽部でフルートの練習を始め
人の音を良く聴くことが大切だと気付き
協調性を身に着けてゆく

お爺の至言
人間息吸って飯食って酒呑んで誰かと寝て
音楽でもあれば80点

歌も踊りも出来ず島になじめない母親に山田真歩
元クラリネット奏者でサクラちゃんに頼まれ
子供達の指導をする男KEEさん

そして中坊時代の初々しい髙石あかりちゃん(べいびーわるきゅーれ)
が出てる
子供時代の丸顔の伊藤蒼はやっぱ子供時代から巧い

耳塞いでたらいつまでも合わないさ
敏感過ぎる耳を護る為にずっとつけていた耳当てを外し
少女は仲間と打ち解けていく
音楽はだれにも止められんさ

チューニングはちんだみ
音のズレはわじわじして気持ち悪い

安藤サクラの
ここにいると耳が透明になったよう
東京は耳が閉じる
気持ちがギスギスするという言葉

自由にゆったり生きていきたいね
文明が好きでド田舎より都会が好きな私だけど…
沖縄の言葉も海も空も、自由でいい
どらみ

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