島々清しゃの作品情報・感想・評価

島々清しゃ2016年製作の映画)

上映日:2017年01月21日

製作国:

上映時間:100分

3.3

あらすじ

那覇市から西に約40㎞に位置する慶良間諸島。 耳が良すぎて、少しでも音のズレを感じると頭痛がしてしまう小学生のうみは、三線の名手であるおじいと二人で暮らしていた。ある夏の日、島で開催されるコンサートのためにヴァイオリニストの祐子がやってくる。耳のせいで変わり者扱いされ、母親や友だちとの関係に悩むうみは、祐子と出会い、フルートを練習し吹奏楽部に参加することで、少しずつ頑なに閉ざしていた自分自身を…

那覇市から西に約40㎞に位置する慶良間諸島。 耳が良すぎて、少しでも音のズレを感じると頭痛がしてしまう小学生のうみは、三線の名手であるおじいと二人で暮らしていた。ある夏の日、島で開催されるコンサートのためにヴァイオリニストの祐子がやってくる。耳のせいで変わり者扱いされ、母親や友だちとの関係に悩むうみは、祐子と出会い、フルートを練習し吹奏楽部に参加することで、少しずつ頑なに閉ざしていた自分自身を解放していく。祐子もまた、島で漁を営む元サックス奏者の真栄田や、おじいの三線に触れ、都会で荒んでいた心を取り戻していく。祐子の訪れがうみに変化をもたらし、さらには島の人たちもそれぞれの悩みや問題を乗り越えていく――。島々の清らかで美しい自然と音楽とが、人々をつなぎ、自分に向き合う力を与えてくれるひと夏の物語。

「島々清しゃ」に投稿された感想・評価

OG

OGの感想・評価

3.4
沖縄の心地よい空気感が楽しめる作品☺︎
『湯を沸かすほどの〜』でも印象的だった子役の蒼ちゃんがやはりすごい☺︎
安藤サクラさん目当てだったのに。。。☺︎
昨夜、2008年に放送され数日前に再放送されたものを録画していた【新藤兼人95歳 人生との格闘果てず】という番組を観た。
「石内尋常高等小学校 花は散れども」の撮影風景を通して新藤監督の生き様を描かれていた。
撮影中、車椅子での移動を余儀なくされていた兼人監督(当時95歳)の傍を片時も離れずに身の回りのお世話をしている女性がいた。
本作の監督であり、新藤監督のお孫さんである新藤風監督だった(風は~かぜ~と読むらしいが、兼人監督はふうちゃんと呼んでいた)。
この番組を観て、本作を鑑賞したくなった次第である。

以前何かのレビューで書いたかもしれないが、総合芸術として本作を評価してしまうと高得点は付けかねるかもしれない。
しかし映画というものは評価だけが全てではないはず。
そこに、自身がリアルタイムに思い考えていることがドンピシャで描かれていたりした時には、作品の質以前の問題で
『あぁ~今日観れて良かった』といった気持ちになれるのも芸術がなせる業なのだと思う。

この作品は、新藤家親子三代にわたるそれぞれの思いを投影しているとのことである。
本作を御覧になった方々に見どころを尋ねたとしたら、やはり美しい映像と吹奏楽部の演奏と答えるかたが多いのではないかと思う。
しかし、私はこの景色と演奏がなかったとしても十分心に響いてきただろう。
表層だけを見て、薄っぺらいありがちなドラマだと解釈してしまうのは実に勿体ない作品。

人間はどこかで、意識的もしくは無意識的にでも自分以外の人間を自分にとって心地良いメロディになるように調律しようとしてはいないだろうか?
調律すべきはまず自分自身であることを、忘れてしまっていたり気付かないフリをしてはいないだろうか?
美しい音ばかりに耳を傾けていては、決して自身を美しく調律することなど出来ない。
不快な音や聴き取りづらい音も美しい音と同じぐらいに耳にしない限り、本当に美しく調律された深みのある超美音を奏でることなどできやしないのだ。
これは友人は勿論、親子関係においても当てはまることなのだと思う。
もっと言えば、このサイトでレビューを書いている人が奏でているメロディを聴いて、何かのきっかけでセッションすることになるかもしれないわけで。
そんな時に、あなたはどんな音色を奏でてその人を迎え入れることが出来るのだろうか(勿論、自分から奏でていくのも良し)。
日々是鍛錬あるのみだと常に自分に言い聞かせなくてはと改めて感じさせて貰えた作品だった。

普段、音痴と言われる方でも諦めることはない。
心掛け次第で人生における絶対音感の持ち主になるチャンスは誰にだってあるはずだから☆彡
Akari

Akariの感想・評価

3.7
慶良間でロケってだけで惹かれる映画
あんな素晴らしい場所で演奏できたら素敵だ
だから音楽って離れられない
bright

brightの感想・評価

4.8
俳優がみんな素晴らしい。おじいかわいい。
ジャイ

ジャイの感想・評価

3.1
この主演の子役の子「湯を沸かすほどの熱い愛」に出てた子なんだ!うーん、演技上手いなぁー。

離島を舞台にすることの良さと難しさと両方兼ね備えてたかなと。
少し特異な耳を持ち、少し家庭環境が複雑な少女が、音楽と人との繋がりを通じて心を解放していくストーリー。
なんてことない話だけど、島に流れる空気と同じで、人と人との繋がりをゆっくりと温かい空気で伝える映画。
BGMは音楽のセッションと三線以外は波の音くらい。
カッコイイ音楽も綺麗な音もないけれど、誰かに届く音楽がそこにはあった。そしてたしかに「グルーブ」は存在してたと思う。

「人生生きてりゃ80点」おじぃの言葉が胸に響く。
安藤サクラの抜群の安定感と天才子役の演技だけでもってけるだけの力があった。
plantseeds

plantseedsの感想・評価

4.0
音楽をやっている身として、非常に興味深い内容であり鑑賞。

純粋に音楽に向かう気持ち。
子供たちの姿をみて、忘れかけていた感情が蘇る感覚でした。
心で奏でる音楽。
その大切さをいつの間にか、合理的な価値観や、思考というものに阻まれて、失っていたなあと感じました。
心で音楽を楽しみ、奏でることの大切さはいつまでも失わずにいたいです。
慶良間諸島の美しい雄大な風景と音楽が人々を繋いでゆく物語。DVD鑑賞。

少女(伊東蒼)のイヤーマフが沖縄に関係している事は理解できたが、人の話に耳を傾けるのは沖縄の少女ではなく「逆」なのでは?
これでは、耳を傾けるのが沖縄なのだが・・・異なった解釈だがそう感じてしまった。

イヤーマフについては兎も角、美しい風景に捻りのない真直ぐな話と多種な音楽が人を繋がせる深みをもたらし好感。

安藤サクラは主演の存在感を邪魔しない抑えた演技は流石。
その主演を務めた伊東蒼は堂々たる演技で安藤サクラやおじぃとの兼ね合いも良く、今後も楽しみ。

広大な景色に波の音と共に流れる郷土音楽は格別。
沖縄を舞台に綴られる感動的な映画

沖縄の慶良間諸島を舞台に、沖縄の歌「島々清しゃ」を通して、少女の成長を描いた映画。

心揺さぶられる物語であり、「島々清しゃ」合奏シーン、感動的であった。
a

aの感想・評価

3.9
"ちんだみ、狂ってる"

おじいの、土地の人の温かさと
ここで生きてるっていう魂に
触れられる

沖縄行きたい、、、
くぅー

くぅーの感想・評価

3.5
ひと通り国内旅行してみて、やはり沖縄の異国情緒っぽさはとても印象に残ってるが、改めてキッチリそれを感じつつ鑑賞。
音がテーマの本作、独特の音階は言わずもがな、やはり波音が効果的。
そして、グルーヴって言葉にはやはり思わずうなずく。
展開はオーケストラ物の王道でラストは強引な気もするけど、魅力的なキャスト陣が実にいい。
安藤サクラは流石の存在感で、子役の伊東蒼に渋川清彦がいい味を出してます。
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