さいきパパ

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~のさいきパパのレビュー・感想・評価

4.5
私自身難聴なので少しだけ主人公のイラダチとか気持ちを理解できるが、インプラント後の苦悩は想像を絶していた。
それもこの映画自体が聴覚障害を疑似体験できる作りになっているからだろう。

映画が始まっていきなり違和感を感じた方も多いだろう。
ライブシーンから始まるのだが主人公がドラムをしている音楽はメタルじゃやなくハードコアなんだよね。
きっと作り手側の意図的なもので、「サウンドオブメタル」というタイトルの意味を観る者に感じさせる手腕なのだろう。

ラストシーンの音無きBGMに震えた。
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