シマリン

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~のシマリンのレビュー・感想・評価

4.0
突然聴力のほとんどを失ってしまったあるドラマーの物語。
ストーリーの構成も良いが、なにより聴力を失ってしまった人々の感覚というか、聴こえなくなるとこんな感覚なのか、人工装置をつけても元のようにはならないということを強く感じさせられた。実際はもっと不安なものだろうと思うが、そう思わせる映像・音の表現がすごいと感じた。
ここにいる者はこれを障害だと思っていないという言葉が印象的で、最後のシーンはなんとも言えない気持ちになった。
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