メタルは聴かないので少しの躊躇いもありつつ鑑賞。でも観ておいてよかった。
擬似体験とは書かれていたけども確かにしんどくなるほどリアル。リアルかどうかもはっきり分からないけど聴こえないってきっとこんな世界なんだろうなと思わされた。
聴覚を失ってからラストまでどのくらいの時間が流れてるのか想像するしかないんだけれど、失聴に対する受け止め方の過程がしっかりと分かった気になった。ラストはもう別人の顔。
そんな表情を見せてくれる絶望の中にも希望を感じられるラストシーン。とても澄みきった世界を見せてくれた感じがした。
滑り台のシーンも地味に好き。
