ホワイトアイリス

マグダラのマリアのホワイトアイリスのレビュー・感想・評価

マグダラのマリア(2018年製作の映画)
5.0
見て良かった。重い内容ですが【宗教を越える普遍的なメッセージが込められています】
映画自体の評価というより、『全ての男性に見て欲しい』という個人的想いでスコアは5点にしました。

ダ・ヴィンチコードの様な反勢力的内容だと思っていましたが、内容を観て良い意味でそれは裏切られました。
イエスの唱えた神の国。それは1人ひとりの心次第。自分の心の在り方を変えない限り、決して辿り着く事は出来ない。争いの無い自由な国は、革命や奇跡では絶対に築く事は出来ない。
その事を理解していたのは、イエスとマグダラのマリアだけでした。イエスは運命を受け入れて、死をもって後世にそれを伝え、マリアもそれを理解して生きていく。。

いつの時代も多くの男性は目に見えるモノを信じ固執するのに対して、女性は心にこそ真の豊かさと平和がある事に気付き、それを求めますが、それは力によって抑えられてしまう。それはイエスの死後、少なくとも2000年間は続いていく。。 
自分の在り方について、改めて考えさせられました。