☆☆：悪くはないけど
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日活ロマンポルノ50周年記念特集／シネマヴェーラ渋谷 にて鑑賞。
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ロマンポルノは評価が難しい。
元より娯楽向けのプログラムピクチャーだし、これはこれで俺は好きだけど、映画として優れているかというと、少なくとも本作についてはなんとも言い難い。
ティーン女子とセックスの距離感の描き方としてはリアルだけど、やはり自分が男だからかあまり共感は出来ないというか。
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ポルノがAVとするならロマンポルノは何が違うって、女性キャラが決して性的な見世物として消費されない描かれ方をする点だと思う。
本作はヒロインと親友でセックスの価値観が対照的で、純愛と性愛の不一致問題に迫っている。
でも何処かリアルじゃないっていうか、ヒロインは脱がずにお前が脱ぐんかいっていう展開...。
今回の特集で女性のみから推薦された作品というのも頷ける。
ベッドシーンの演出も今ひとつ捻りが効いていないから、誰と誰がヤッてても見え方は一緒、ていうところがちょっと勿体なかった。
内田裕也さんは若い頃あんなだったんだなーていう、クスッと笑えるシーンあり。
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ただB級映画としてはやっぱり優秀なんじゃないだろうか。
あずさ2号や全盛期のnon-noなど、昭和の匂いも詰まっている。
何よりヒロインが可愛い。
