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あゝ、荒野 前篇のAのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
3.6
内気で臆病な建二に粗暴な新次が心を開き、和気あいあいとしているシーンが、荒んだ2021年の新宿の物語に唯一の温もりを与える。終盤の菅田将暉の殺意に満ちたギラギラした演技は圧巻。
このシーンはこんなに要るのかと思うことは多々あるが、闇を抱えた人々の物語が繋がってゆき、後篇が楽しみになるほどには面白いと思えた。
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