カンダKANDA

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男のカンダKANDAのレビュー・感想・評価

2.5
ナチスのアイヒマンを追う検事長の話

ユダヤ人検事長のフリッツは、周りから復讐に燃えてるなどと言われる。それでもドイツは過去と向き合わないといけないとナチスの重要人物アイヒマンを追う
そんな彼をナチスの残党が脅迫しても彼は調査をする。

物語の初めにいきなりフリッツが風呂場で溺れて、救急車で運ばれるとこから始まる。
そんな始まり!?と思った。

そんなフリッツは部下からも変わり者扱い
ただ、彼の部下であるアンガーマンは他と違った。

フリッツはアンガーマンと共にアイヒマンを追う
だが、当時のドイツ連邦当局にはナチスの残党が多い→アイヒマンの居場所を隠される。
これがあった

しかもアイヒマンを捕まえて、裁判にかけても反逆罪で捕まると八方塞がりと全員がフリッツを真実に近づけるなと言わんばかりに立ちはだかる。

この当時のドイツには、まだナチが残っていた。
それほどまでに、ヒトラー、ナチスの影響は凄かったと思わせる

そんな中でフリッツのあるセリフが良かった。

「これは正義の問題だ」

この映画では、同性愛(劇中では男同士の性行為)も大きなテーマになっている。
ここは、ネタバレになりそうだからあまり言わないが、ナチスは同性愛者も収容所に送っていた。
今はオープンになってきているが、当時は同性愛者は罪になっていた。
ナチスを扱う上で大切なテーマの一つだろう。

最後は、こんなラストか…と漏れてしまった。

少し背景を知ってるだけで、面白さも変わるかなと思う
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