休みの口実に誰を殺そうか、はじめは必死で、次第におかしく、最後は落ち込んで。ミシェルは歩きながら喋りまくる。元気なのかというと苦しいという。しかし苦しいと歌いたくなり、おしゃべりになり、エキセントリックになるという。
連作の一片で、他の監督はテシネ、ドゥニ、アサイヤスなど。お題は思春期で、ポップソングとパーティをいれる、と。
劇中の少女二人は「お腹へった、さむい」のその後のような佇まいで、タフさが身に着いてる。アルディの詩のとおり、彼ら彼女らは二人並んで歩く。だた詩と違って朝焼けの中なのがまた憎い。