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ソルジェニーツィンとの対話
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『ソルジェニーツィンとの対話』に投稿された感想・評価

過去鑑賞作品
もともと期待していたが、それ以上に完成度が高く非常に感銘を受けた。

第1章でのロシアの静かでどこか暗い雰囲気のある森はソルジェニーツィンの危惧しているロシアの未来をそのまま舞台にしてしまったかのように感じられる。

第3章では大衆芸術の話が印象的だ。大衆芸術だからといって質を下げる必要はない。大衆性と質は両立することができるとソルジェニーツィンは言うが、ソクーロフは民族芸術の即興性をもってこの意見に反論をする。芸術は不動の確実性を持つことを前提としていると彼は言う。

即興性と言うことであれば音楽だとジャズを想起させるが、たしかにより開かれた大衆文化としてのジャズと民族音楽の即興性に違いはあるのだろうか。ここでの発言、民族的なものが芸術であるというのはソルジェニーツィンが祖国や民族のアイデンティティを非常に重要視していることとも繋がりがあるのかもしれない。
大衆芸術だからと言って低俗な消費物を作る必要はないと言うのは間違いないと思う。

ロシア語に対して非常に拘りがあったこともわかった。彼は南部の文化がロシア語の純粋性を不純なものにすると嫌っているようだが、ではソルジェニーツィンにとってのロシアの中心はどこになるのか聞きたいところ。

第4章では急発展の時代に危惧を示す。心は置き去りになり、精神が空洞化すると言っている。ソ連崩壊後のエリツィン政権と馬が合わなかったのも納得である。

祖国の復活はいかにしてなすべきかをずっと考えていた人なんだろう。この点がプーチンの思想との相性が良かった理由になるのか。しかしいまのロシアを見てソルジェニーツィンは絶対に満足しない。農民は相変わらず悶え苦しみ、なによりかつて握手をしたあの頃のプーチンはもういない。