実在するアメリカのコラムニスト、ジャネット・ウォールズさんのご家族との回顧録を映画にした作品。
作品は面白かったが、途中までは、この両親の子供達を育てる意識が破綻しまくっていると感じ、かなりイライラしながらの鑑賞となった。特にお金が無くて子供たちが全くご飯を食べられないシーンと、主人公であるジャネットさんが密かにアルバイトしてやっと貯めた豚の貯金箱(床下に隠しておいた)まで父親が使っちゃうところは私は本当に悲しかった・・・
でも、この父親も実母から幼い時に猥褻的なことをされたようで、その嫌な記憶を忘れるためにアル中にならざるを得なくなって父親自身、自分の首を自分で絞めてしまったのかな、とも思った。
主人公ジャネット・ウォールズさんが最後の方で、涙を流しながら幸せを感じていたのを観て、「終わりよければ全て良し」なのかも・・・と感じた作品だった^^