試写会で観ました。
原作既読。
人間ドラマを中心に再構築された物語は見どころがわかり易かったのですが、
私が望んでいた物語ではないな、と思いました。
私は、移り変わる異形な都市の情景と、死体の一部を保存し至る所に吊るしてあるような寂れた集落の空気感、そして敵と派手なアクションを繰り広げる霧亥とシボが観たかったのです。
映画として物語が完結していると思いましたし、霧亥の持っている銃こと、重力子放射線射出装置の迫力と説得力のある画面はかっこよかったです。それにサナカンの造形も無機質でいて美しかった。
だからこそ、飽きるくらい霧亥のアクションが見たかったなあと思ってしまいました。
