TatsuoMiyamoto

グリーン・ゾーンのTatsuoMiyamotoのレビュー・感想・評価

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)
3.8
アメリカの戦争がいつも正しいことをしているか? そこに焦点を当てたジャーナリズム溢れる映画。戦争は利益を得たい国同士のエゴがぶつかる。一方的であれば侵略。

イラクへの米軍侵攻は大量破壊兵器を保持しているからと言われている。この戦争を遠い国のことのようにテレビで見ていた時は恐怖の独裁者フセイン失脚で世論は万歳!的な印象でした。

オイルマネーの動く中東でのきな臭交渉は様々な仮定を想像できる。裏がとれていけばジャーナリズム映画として成り立つ。真実を語っているかはわからないが大量の破壊兵器が実際にあったかどうかは映画を見てほしい。正義を判断するのは自分。他国に未来を決められるのでなく、自分の国の未来は自国の人が決める。そうであってほしい。
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