ブラック企業(というか元凶は吉田鋼太郎一人だけなんだけど)をこういう描き方するスタッフの人たちはサラリーマン経験無いんだろうなと思いつつ、そういうのは記号として描いてるんだろうし目をつむるとして、、、
後半の福士くん(ヤマモト)の正体明かしと、海外の子供の笑顔の下りが、まったくもって入っていけませんでした。
海外?天使?笑顔?
主人公も、せっかく会社辞めたんなら、親を大切にして、もう一回東京でやり直せよ!
そしていつか海外で頑張ってたヤマモトの存在を知り、生きていさえすればきっとまた会える、くらいの希望の描き方でよかったんじゃないだろうか。
海外に飛んで、いきなり一緒に仕事?そんなやりたいことってすぐ見つかる?それこそ人生から逃避しているように見えてしまった。
ヤマモトも、孤児なんだったら、日本にだってもっと助けてあげるべき子供達はたくさんいます。
演出常、閉塞感の東京と開放感の海外の対比をしたかったんだろうけど、それがファンタジーっぽく見えてしまい、後半の三分の一はいったい何の話だったっけ?って感じでポカーンとしてしまった。
主役の二人ががんばっていただけに、もったいない!