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斉木楠雄のѰ難のpippoのネタバレレビュー・内容・結末

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

1
何度謝ったことか。本当にひどかった。アニメがひどかったから今度こそと思っていた。こんなんありかよ。ひどいにもほどがある。まじで1回笑ったからすら怪しい。

高3の10月だった。いよいよ部活も最後を迎えて、友達と渋谷の映画館まで観に行った。鑑賞前にはわざわざスタバでスクランブル交差点まで見て、男子高校生らしからぬ青春の時間。
開始5分で終わった後になんて謝るかを考えるほど滑ってて、とにかく笑いどころがなさすぎて本当に申し訳なかった。まじで土下座の勢い。
記憶がほとんどないけど、隣の友人はもちろん、初回からジャンプで読み、単行本を50回は読み直し、期末テスト前には休憩のタイミングでとにかく読み直していた大ファンの自分でさえも笑えない。
勇者ヨシヒコシリーズ大好きなのに面白くない。キャスト豪華で滑りようがないのに鬼滑り。思い出したくない映画。


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どんだけ金かかってんねんと思うシーンがちらほらある割に、5回くらいしか笑えるシーンがなかった。
橋本環奈さんの演技でかろうじて救われた感があるけど、アニメもゴミつまらないだけあって、主人公の独特さ加減がうりの作品はコンテンツとして展開が苦手なのか、弱いんだなと感じた。
読者それぞれに斉木の話し方というか、間合いをもっている気がして、それがアニメとも映画とも合わなかった。
倍速で流し見するには丁度いいかも。ラストのシーンあたりはあと10分追加してなんとかしていただきたかった。ゆずも好きじゃないし、もう見ることがない気がする。
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