スプリット（2017）
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解離性同一性障害が下地になっているサスペンス。アニャ演じるケイシーはクラスメイト二人と共に見知らぬ男に誘拐される。ジェームズ=マカヴォイ演じるケヴィンは解離性同一障害者で「照明」を求めて中の人間が入れ替わる。
ケヴィンの人格が入れ代わり立ち代わりする中で、ケイシー達は脱出を試みる。
昨日観たアニャ繋がり。
アニャを観るためにスプリットを観たはずだったけど、ジェームズ＝マカヴォイにすっかり引き込まれてしまった。
目の前に立っている一人の人間が全く別の人間になってしまう。
その表情や仕草の変化から別の人格に変わるのが手に取るようにわかり、本当にお見事としか言いようがない。
アニャ演じるケイシーは慌てふためく友人達とは異なりどこか一歩引いている。それは彼女の過去からくるもので時折ストーリの中に回想として描かれているが、彼女もそのマカヴォイに劣らずその独特な雰囲気で存在感を示している。
思いがけずの面白い作品でした。
