「笑うシーンじゃないけど笑えるシーン」っていうのが最近のシャマラン映画に垣間見える。今作ではめちゃめちゃ手に汗握る緊迫したシーンで、あいつ壁登ってた。笑った。
ヴィジットで見事に復活したシャマランだが、以前のような作風ではなくなった。それは、復活したという結果を見れば成功だったんだと思う。あの嘘臭さとうさんくささの漂う変な空気をまとった映画群は割と好きだったが、後半は見るに耐えないものばかりだったし、エアベンダーに至ってはまだ観てない。
評判をきくとなかなか手が伸びないのです。
スプリットは2回目の鑑賞で、今回はアンブレイカブルの直後に観たのもあって、監督がこの世界でスーパーパワーというものの存在を丁寧に扱っているなあと思った。
スプリットで、ジェームズマカボイ演じる多重人格野郎の立ち位置は定まることなく終わってしまった。
善と悪の関係をはっきりさせて、そこに24個の人格を持ったやべーやつを投入する。
次でどうなるのか楽しみ。