ナッキーマン

関ヶ原のナッキーマンのレビュー・感想・評価

関ヶ原(2017年製作の映画)
2.7
原作読んでいてなんとかセリフや登場人物が理解できるレベル。未読の方には、何を言ってるのか、誰なのか理解できない。
そもそも、原作3巻のボリュームを詰め込むには2時間半でも不十分だが、その割に肝心なところが割愛されたり、余計なところが脚色されたり(小早川の裏切りのくだり、初芽、島信勝など)メリハリがなく、わかりづらくなっている。
三成の性格はよく描写できているが、家康と本多正信は、単なるヒール的な側面だけでない丁寧な描写がほしかった。