ラムニード

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのラムニードのレビュー・感想・評価

3.7
タイトルと池松壮亮に惹かれて鑑賞。
最初、主人公も東京の描写も全然好きになれなくて(夜景とタバコが重なるところはすごく綺麗だった)全く感情移入が出来なくて言葉もスッと入ってこなかったけどだんだん2人の距離感が好きになっていった。
やるせない、どうしようもない状況だったり死がたくさん溢れていて重いけどでもそこをみんな折り合いつけて生きていくしかないんだろうな。
死ぬまで生きてやる、ざまあみろって言ってた先輩も、最後に優しく抱きしめた外国人も良かった。
状況は最初から全く良くなってないしむしろ悪くなっているのかもしれないけど嫌な予感がするって同じ言葉をおそらく違う解釈で飲み込むことができた2人を見てこの話はハッピーエンドであったんだなと思いたい。