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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺんのhkのレビュー・感想・評価

3.7
北極点到達への人間の飽くなき挑戦を、探検家の祖父オルキンと孫娘サーシャのふたりの姿を通じて描く。

シンプルな描画ながら、自然の厳しさと、対峙する人間同士の極限状態がストレートに伝わってくる。

サーシャは、名門貴族の一人娘の設定だが、素直で一生懸命さが好感が持てる。

港の食堂の女主人、荒っぽさの中にある温かさがぐっと来るし、丸刈りの少年水兵カッチがサーシャに行う人工呼吸は名シーンですね。
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