こめこ

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺんのこめこのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

素朴、力強い、温かい、優しい……色々な受け取り方ができる独特のタッチ。日本ではあまりお目にかかることのできないこの絵柄が、私にはとても好みだった。お嬢様なのに甘えるだけではなくて女将さんのもとできちんと働いたり、船でも自分にできることをしようとしたり、厳しい状況でも希望を捨てたりしないサーシャの姿勢が素晴らしい。お祖父さんと再会できなかったのは悲しかったけれど、航海日誌を見つけ出すことができて本当に良かった。帰りの船で清々しい表情を見せるサーシャがますます好きになった。マロナと同じくEテレで放送されなければ見ることがなかったであろう作品。出会えて良かった。
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