水

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺんの水のレビュー・感想・評価

3.9
レミ・シャイエ監督の2作目がよかったので、1作目をチョイス✨

19世紀ロシア。14歳の貴族の娘サーシャの祖父は1年前北極に探検に出かけ帰らぬ人となった。捜索隊を派遣するも見つからず、社交界デビュー仕立てのサーシャが単身で祖父の船⛵を探すたびに出ることにー。

旅の中でサーシャが成長していく物語で、ラピュタのシータが成長していく姿を彷彿とさせるどこか懐かしいストーリー🥰

2作目同様
この監督のアニメーションは
美しい〜😍

色とりどりのパステルカラーを使って描かれる縁無しアニメーション🇫🇷
一見平面的に見えるが、夕日🌇が単純なオレンジ1色ではなく、氷河が単純な白1色ではないところが深い💜
独特の色彩なのに雄大な自然をそのまま見てるような感覚に襲われるのも不思議🤭

ラストの展開はジブリにはない切なさ残酷さがあるが、サーシャの一回り大人になった表情と氷河の景色に爽やかさを覚える素敵な作品だった🥺💓
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