大学の新歓で出会ったあざとすぎる美人の先輩との指切りげんまんで入部した映研で訳も分からぬままカメラを回し続けた先に到達したあの美しい景色は、すべての完成されなかった映画への救済のようにも感じた。ファンタジーがすぎるけどな！
一方で監督がこうありたい、こう見られたいという欲望のまま撮ったような。ヒロインのりりかさんが繰り返し口にする「やり方がわかるからやるんじゃないでしょ、やりたいからやるんでしょ」はいつまでも金言として胸に刻んでおきたい。
そして、ハメ撮りが上手く撮れすぎてるのが、咄嗟にあんなカメラ回せるかいなしかも童貞やのに、と若干引いた目線でみつつサービスカットとしてエロいと感じざるを得ないというジレンマに男として負けた。
あと初めて映画館で画面酔いした
