主人公3人の姿に感動しました。アカデミー賞にノミネートされたのも納得です。
これが実話なのは本当にすごい。
が、しかしどうにもやるせ無い気持ちになってしまいました。
人種差別に対して個々人の才能を発揮することで打ち勝った話だと理解しています。
しかし、この映画を観て絶望する人も観客の中にはいるんじゃないかと思いました。(主人公やこの映画の趣旨を批判する気は全くありません。)
主人公は状況を変えられる能力と勇気がありましたが、どんなに努力しても差別的な環境から抜け出せずに亡くなっていった人も沢山いるのでしょう。
差別する人間は端的にチンカスです。才能も金もコネも無くても、全員が報われる世の中になって欲しいです。