1960年代のソ連との宇宙開発競争の裏側で、実際にあった天才黒人女性の人生のお話。
今でも根深い人種差別が切り取られており、こういう状況を知るたびになんでそんなことになっているだろうか?と首を傾げてしまう。。
有人宇宙飛行を成功させるという目的のためなら、そんな差別をしている場合ではないのにね。
ケビン・コスナーがまた良い役をやっており、トイレの看板をハンマーでぶっ壊すところや、重要な会議に出席させるところなど、慣例を変えていくシーンは痛快です。
一番心に残ったのは判事に対して、黒人女性が白人しか行けない大学への入学を認めてもらうために嘆願するセリフ。
グッときました。
何かを変えるためにはその立場を利用することも大事だなぁと。リアリティがありました。
素晴らしい映画とは思うけど、ストーリーとしては先が読めるし、言ってはなんですが予定調和であり、すっげー面白かった!という感じではない。
歴史のお勉強として見やすいです。
そうだ!キルスティン・ダンストがこちらでもめっちゃ嫌な役で登場し、おばちゃんになってましたw