期待できないだろうなと思ってましたが、なかなかよかったです。
数学者の話みたいだから難しくて面白くもないと予想してましたが、そんなことはなかったです。
60年代に人種でトイレなどが分けられてたのにびっくり。
もっと古い時代のことだとイメージしてました。
黒人で女性って二重に苦しい状況にある人たちが奮闘するところ素晴らしかったです。
前例を打ち破ろうとする強さ、えらい。
トイレのことでのケビンコスナー、かっこよかったけど、今までの状況を許してた社会や会社がどうなんかなって…
主役の女の人、数学の天才でよかったんですけど、その能力があればこそ映画になってました。
その時代の価値観ってあるなと考えたりしました。
それを変えるのって容易じゃないなと。
何が正しいのかってことも、その時代だと疑いもしないことだったり。
人種差別についても、この映画ではわりと目立つ能力のある人たちだったけど、多くの地道な人々の運動や行動が少しずつ変えていったところが大きいのだろうなと考えたり。
この映画でもキング牧師の映像や地道な人たちの姿がありましたが。
現代だから分かる過去の異常さがあったり。
現代だから分かる、過去の人々の努力とか。
現代がこうなってるのも、人間に期待できる部分が残ってるからとも言えるのかなとか。
