実話を元にしたストーリーそのものが素晴らしいのはもちろん、3人の黒人女性それぞれの奮闘を並行して描きつつ、人種差別、女性差別、ロケット打ち上げ、友情、夫婦関係、恋愛、あと頻繁に入るなんか難しい計算とか盛りだくさんなのに、散漫にならずラストまで中だるみが全くなく展開されてたのがスゴいです。
史実をうまくエンタメに仕上げてて(つらい話でもあるけど暗すぎず明るすぎずとっても良いバランス)、すごく良い映画でした。
静かなラストシーンも心に残りました。
60年代のファッションやインテリアがステキ✨で、3人が乗ってたクルマもカッコよくてうらやましかった✨。
音楽も良かったです。
俳優さんもみなさん素晴らしく、ケビン・コスナーは脇に徹していて、また別の一面を見た気がしました。
マハーシャラ・アリが最初から近寄ってくるし、すごくいい人そうに見えるけどなんかあるに違いないと疑ってしまったわ…。(ラストで50何回かの結婚記念日を迎えたとテロップが出て反省)