このレビューはネタバレを含みます
◆字幕鑑賞
もし黒人でなければ、女性でなければという理不尽な待遇が、キャサリンとドロシー、メアリーの極めて優秀な仕事ぶりによって少しずつであるが会社の中でも変化が訪れる。
トイレで偶然ドロシーと会った白人女性の上司が、「(黒人に対し)偏見はないのよ」と語りかけ、それに対し「分かっていますよ。そう思い込んでいることを。」とドロシーが返すシーンはめちゃめちゃ重たくて印象深い。
彼女らが認められるために、彼女らが優秀である必要はないはずなのだが、少なくとも人種差別を無くそうという現代に繋がるきっかけの1つともなっている。
NASAのことだけに留まらず、歴史的な偉業だと感じる映画だった。